素行調査は期間を決めないと費用が読めない
本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。
素行調査の費用を調べると、事務所ごとに幅が大きく出ます。
まず「何が分かれば終えるか」と、調べる時間帯をメモします。 日数だけでは総額は決まりません。人数・時間・調査範囲、実費、延長時の費用をそろえて見積もりを比べましょう。依頼を保留し、調査以外の方法を相談する選択肢もあります。
契約書面に書く「調査の内容、期間及び方法」見積もりの金額を動かすところ
調査の内容
何が分かれば終わりにするか
必要な情報と調査以外の方法も考える
期間
曜日と時間帯まで指定できるか
時間や実施範囲を確認する。結果は保証されない
方法
何人で行うか
同じ期間でも人数が違えば金額が変わる
「とりあえず1週間」の前に、知りたいことを絞る
素行調査は、何を確かめたいかが幅広くなります。
- 平日の日中に何をしているか
- 勤め先に本当に行っているか
- 特定の人物と会っているか
何を知り、その情報を何に使いたいのかを先に整理します。調査の必要性に迷う場合は、法律相談に持っていく資料を準備して、調査以外の方法も相談できます。
曜日や時間帯が分かっている場合は、その情報を事務所へ伝え、調査する範囲を相談します。「とりあえず1週間」という頼み方では、何を実施する提案かが伝わりにくいためです。
手元にある材料を先に整理しておくと、絞り込みが進みます。出かける曜日、帰る時間、使っている交通手段、行き先の見当。事実として分かっていることと、自分の推測は分けて伝えてください。情報を増やせば調査時間が短くなるという保証ではありません。
手がかりが少ない場合も、調査を先に始めると決めず、実施できる範囲と費用の上限を聞きます。見込みが分からなければ、依頼を保留する選択もあります。
目的によっては受けてもらえない
費用の前に確かめることがあります。探偵業法9条1項です。条文の「探偵業者」は探偵事務所のことです。
探偵業者は、当該探偵業務に係る調査の結果が犯罪行為、違法な差別的取扱いその他の違法な行為のために用いられることを知ったときは、当該探偵業務を行ってはならない。
知ったときは業務を行えません。 途中で分かった場合も同じです。
7条は、探偵業者が依頼者から確認書面の交付を受ける義務を定めています。
7条を開く
探偵業者は、依頼者と探偵業務を行う契約を締結しようとするときは、当該依頼者から、当該探偵業務に係る調査の結果を犯罪行為、違法な差別的取扱いその他の違法な行為のために用いない旨を示す書面の交付を受けなければならない。
契約の前に、依頼する側がこの書面を出します。書面そのものは依頼時の確認書面と署名前の注意点にまとめました。
「違法な差別的取扱い」に当たりうる場面
条文の言葉は広く、具体の線引きは書かれていません。それでも、採用の可否や結婚の可否を判断するために出身や家族の事情を調べる、といった依頼はここに近づきます。
目的を伝えないまま頼むと、途中で止まることがあります。何のために使うかを伝え、受けられない内容なら別の方法を相談してください。費用だけで判断する問題ではありません。
探偵にできないことの線引きは探偵業法でもできないことがあるにまとめました。届出をしていても、他の法令の制限は外れません。
期間は契約書面に書く項目(探偵業法8条2項3号)
契約したあとに交付される書面の3番目がこれです。
探偵業務に係る調査の内容、期間及び方法
書面では、合意した内容・期間・方法を確かめます。条文が料金や日数を一律に決めているわけではありません。見積もりと説明が違う場合は、どの条件が変わったかを尋ねてください。
書面の項目の並びは探偵の契約書に書かれる8項目にまとめました。金額の概算額と支払時期は契約前の説明に入るので、浮気調査の費用は内訳で比べるのほうにあります。
実費は別に乗る
料金表に出ている金額のほかに、交通費や車両費といった実費がかかることがあります。条文はこれを別扱いにしていません。契約前の説明に入る概算額に含まれる形です。
「追加料金は一切かかりません」と言われたら、何が含まれているかを聞いてください。条件を書ききらずにそう言うことは、表示の問題としても扱われます。
「方法」には人数も入る
書面の項目は「調査の内容、期間及び方法」です。方法のところに、何人で行うのかが書かれているかを見てください。
尾行や張込みは1人では続けられない場面があるので、同じ期間でも人数が違えば金額が変わります。時間単価だけを比べても、必要な人数が違えば総額は揃いません。
見積もりの数字が事務所ごとに違うときは、前提の人数が違っていることがあります。そこを揃えてから比べることになります。
期間を延ばすとき
途中で「もう少し続けたい」となることがあります。元の期間を超えるなら、続ける作業と追加費用、終える条件の回答を受けてから判断します。
延長の扱いをどうするかは契約の前に聞いておくほうが安全です。延長したときの単価が最初と同じとは限りません。 追加提案を受けたときの確認例で、元の契約と増える作業、実費を含む総額、返事ができない場合の扱いを整理できます。
途中で終わらせたいとき
期間を長めに取ってしまった場合、途中で切りたくなることがあります。契約書面には解除に関する定めがあるときはその内容を書くことになっています。
契約した場所によってはクーリング・オフが使える場合があります。手順は解約と料金でもめたときの窓口にまとめました。
報告のしかたも先に決める
調査が終わったあと、何をどの形で受け取るかも書面の項目です。写真の有無、受取りの方法と期限を確認し、料金に含まれる提供物を見積もりと照合します。
受け取ったあとの確かめ方は報告書を受け取ったら確かめる、その使い道は浮気の証拠としての使い道を先に決めるに分けて書きました。
頼む前に紙に書くこと
- 何が分かれば終わりにするか
- 調べてほしい曜日と時間帯
- その結果を何に使うか
- いくらまでなら出せるか
これらは相談時に条件を伝えるためのメモです。その場で受任や必要日数が決まるとは限りません。回答と未確認の点を分けて持ち帰ってください。
事務所を選ぶ段階で見るところは探偵業届出番号と標識を確かめる手順にまとめました。
見積もりで確かめる
総合探偵社クロルの公式料金ページには調査別基本料金の表示があります。ただし、下限の基本料金と個別の支払総額は違います。公式の料金説明と特定商取引法に関する記述では実費の扱いが異なるため、今回の見積もりに何を含むかを確認してください。
CORE探偵事務所への相談でも、過去の事例の額を今回の調査への見積もりとして使わないでください。日数が同じでも、作業範囲や条件まで同じとは限りません。各社の届出表示を確認した範囲は、このページの事務所情報に記載しています。届出は調査の質や結果の保証ではありません。
架空の見積もり2例で読み方を確認するでは、時間・実費・追加条件の違いから、次に聞く質問を整理できます。依頼を決める前に、条件をそろえて説明を受けてください。
この記事で確かめたこと
- 原文から引用した文
- 3件
- 出典
- 1件(法令 1)
- 更新
引用が出典の原文と一致するかを、公開後も機械で照合しています。確かめ方は運営者情報にあります。